「さくらん」

麻雀の面子があと一人集まらないからジョニーと横浜みなとみらいの109シネマで「さくらん」を観に行ってきた。 もともと一人で観に行こうと思ってたんだけど、向こうからタイミングよく電話がかかってきたんで。

で、内容だけど19の男の俺にはちょっと不向きかな。従来の吉原を舞台にした映画ほど激しい情愛を描いた作品ではないけど、まだ修羅場を経験していない俺にはちょっと理解しがたいシーンが多々あった。

それから、あまりストーリー性を感じなかった。 シーンも細切れだし、全体的に像の連続性がないんだよなぁ。 なんであんなにキャストが豪華なのにうまく編集できなかったんだろう。 主演の土屋アンナからも何も語りかけてこなかった。 菅野美穂様と木村佳乃の芝居はさすがでしたけど。

それから、この尺120分はかなり長い。後半だれた。 90〜110mくらいに収めれればいいと思う。

なんにせ、不完全燃焼だった。 せっかく音楽監督椎名林檎なのにほとんど音源入ってこないし。

若い女性はこういうのに共感もったりするのかなぁ。 観た人の感想きいてみたい。

気に入った映画は劇場で何回も観る派だけど、これは今後見る気にはなれない。 公開前の去年12月から楽しみにしていただけにちょっと残念。 ということで☆☆2つ。

次に観るのは「不都合な真実」あたりか。